マンション共用部分チェック
マンションの資産価値を大きく左右する共用部分
分譲マンションを購入した場合、お部屋の中である専有部分の不具合はとても気になりますが、マンション共用部分である廊下、階段、外壁などの劣化状況はあまり気にされていないのが現状ではないかと思います。
実はマンションの資産価値を大きく左右するのは、共用部分の劣化をいかに抑えるか ということなのです。コンクリートや設備の耐用年数を延ばし、同じマンションでも居住可能な期間が時には十年以上差が出てしまいます。
新築マンションを購入された場合、保証期間が2年で切れてしまう部分は非常に多く、新築後10年~12年に行われる大規模修繕工事で発見される不具合は、住民の積み立てた修繕積立金を利用して補修しなければなりません。
新築後2年以内に確認できていれば、分譲会社に無償で補修してもらうことができ、早期に補修することにより、建物の耐用年数を延ばすこともできます。
施工不良を放置しておけば大規模修繕時には工事費が余計にかかり、積立金が足りなくなって、一時金を数十万円も支払うことになってしまった管理組合様が多く存在しています。
「あの時きちんとチェックしておくべきだった!」
と十年後に後悔されている管理組合様が非常に多いのが実態です。
マンション共用部分チェックは、資産価値を落とさないため、また、必要以上の出費をしないために大変重要なことなのです。
■ 漏水事故が起こってしまった
■ 補修工事をお願いしたが適切な補修計画かどうかが分からない
■ 厳しい目を持った専門家にコンサルティングを依頼したい
■ 知り合いに建築の専門家がいないので自分達だけでは心細い
このサービスは、マンションの劣化診断調査に精通した一級建築士が調査・診断を行い、適切で良好な補修工事が行われるようにアドバイスなどを行うサービスです。
コンクリートの打設不良 | 使用材料違いによる早期の劣化 |
天井部分のクラック | 設置工事不良により雨水の浸入 |
マンション共用部分チェックサービス
- 当社のコンサルタントは、一級建築士・二級建築士・一級建築施工管理技士の資格を持ち、厳しい技術基準をクリアした者で構成されています。
- マンション大規模修繕のコンサルティングを行っているため、経年によって起こるマンションの不具合を熟知しています。
- 弊社独自の詳細報告書が標準でついています。
- 指摘箇所の修繕方法等について施工会社との詳細な打ち合わせを行います。
- 万一のトラブルの時には、建物検査の指摘をするのみではなく、不動産取引に精通したコンサルタントが法的な内容、問題解決へのアドバイスを行います。
- 無償でご相談にお答えするアフターサービスが付いています。
- 長期的な視野に立ち、お客様と売主・施工業者との良好な関係を築くためのコンサルティングを行います。
調査の内容
目視や指触、打検によりマンション全体の詳細な調査を行います。
検査日数 4日間程度を要します。(総戸数50戸の場合)
総戸数、建物形状により異なりますので別途ご提案させていただきます。
屋上、外壁、廊下、階段、エントランス、駐車場、駐輪場等
■ 躯体関係
① コンクリート白亜化の発生状況
② 鉄筋爆裂の発生状況
③ 防水状況、雨水浸入の有無
■ 塗装・タイル関係
① 錆・割れ・剥がれの発生状況
② 光沢度の低下、白亜化の発生状況
③ 外壁タイル打診調査(足場をかけずに確認できる範囲)
<オプション調査(別途料金)>
■ 外壁塗装・タイル関係
① サーモグラフィーカメラによる外壁状況調査(浮き・雨水浸入等の可能性)
サービスの流れ
※お見積の前に現地確認させていただく場合もございます。
建物劣化診断調査を開始いたします。