中古一戸建て建物検査サービス 調査項目
図面による構造・基礎の確認ということになります。
床下・屋根裏・屋根につきましては、建物の状況により検査できない場合がございます。
建物検査で重点を置いてチェックする所を大まかに言うと、以下の内容になります。
■ 施工状態・劣化状況の確認
■ 機器による施工精度、建物の傾きの測定
■ 施工不良の有無の確認
■ 目視できる範囲の構造の確認
■ 図面による確認
■ 生活する上での不具合の確認
基礎工事から完成までの間の手抜き工事などを防ぐ「施工検査サービス」はこちらをご覧ください。
※弊社の検査は非破壊による目視及び機器を使用して行う検査です。
点検口を開けて調査することはありますが、建物を破壊することはありません。
(1)検査目的
この報告書は「中古一戸建て」の購入前のインスペクションを前提に構成されています。
住宅のコンディションを非破壊により調査することを目的としています。
(2)検査の条件
ホームドクターの調査は非破壊による調査および目視可能な箇所の調査が前提となっております。
破壊しなければ分からない不具合等に関しては検査対象外(免責事項)となります。
(3)検査の範囲
居住中での検査となる場合で家財等により調査範囲が限定されているものなどもあります。
調査報告書はこういった諸事情を踏まえどこの何の調査がどの程度行えたかも報告するように構成されております。
非破壊の前提に加え、家財、プライバシーを理由に検査できない部分、すでにリフォームが行われ、劣化事象を隠蔽している場合などは検査対象外(免責事項)となります。
屋根につきましては、梯子をかけないで目視可能な部分のみのチェックとなります。
検査当日に電気、ガス、水道が使用できない場合には検査対象外となります。事前に業者様にご確認いただくことをお勧めいたします。
(4)提出資料
建物検査(インスペクション)サービスでは、ご提出いただいた書類に基づき、チェックをさせていただいております。
従って図面等資料をいただけない場合は事前資料の項目で記載している検査項目を検査対象外(免責事項)とさせていただいております。
中古一戸建ての調査項目
お問い合わせフォームにてご相談くださいませ。
◆外部
基礎、駐車場、水切り、外壁面、雨どい、 軒下、ケーブル引き込み部、犬走り、屋根(足場を設置しない地上から目視可能な部分に限ります)の施工状況確認
◆ポーチ
設備:玄関扉靴摺、水勾配、床タイル、開口部廻りシール、サッシュ水切下、配管保温工事、配管接続、配管支持、貫通部分の処理状況
◆玄関
ドア廻りシール、窓廻りシール、壁倒れ・曲がり、床:玄関枠との隙間、床鳴り、床材間隙間、玄関扉:パッキン隙間、開閉状況、取っ手ガタツキ
◆廊下
壁:枠等との隙間、倒れ・曲がり、床:床鳴り、床材間隙間、天井:歪み・孕み
◆階段
蹴込の固定状況、手摺の固定状況、音鳴り、隙間
◆リビング
壁:倒れ・曲がり、床:レベル確認、浮き・膨れ、サッシュ:サッシュ廻りシール、開閉状況、天井:歪み・孕み
◆キッチン
壁:倒れ・曲がり、床:レベル確認、サッシュ:サッシュ廻りシール、換気時音鳴り、点検口内、給湯給水管:固定状況、支持部材状況、保温材状況、接続部状況、排水管:固定状況、支持部材状況、接続部状況、勾配状況、ガス管:ヘッダ部の固定、配管固定状況、水栓:水栓固定状況、ヘッド可動状況、ウォーターハンマー有無、天板:隙間コーキング、レンジフード:運転状況、ダクト施工状況、FD確認、給気口状況(強使用時)、吊戸棚:取付け状況
◆トイレ
設備:換気ダクト施工状況 便器:ガタツキ、底板パッキン状況、トラップ状況、汚水管:壁(PS)貫通部、給水栓:ガタツキ、ホース支持状況
◆洗面所
配管:固定状況、接続部状況、バケツの状態、点検口:配管固定状況、その他:壁との隙間、水栓ウォーターハンマー、洗濯パン:固定状況、水栓ガタツキ、床点検口:給湯給水管・配水管:固定状況、支持部材状況、保温材状況
◆ユニットバス
天井点検口:給湯給水管・排水管、固定状況、支持部材設備状況、保温材状況、電気配線:接続部状況、支持部材状況、換気扇:吊ボルト状況、本体上部状況、換気ダクト:固定状況、支持部材状況、接続部状況、断熱材状況、エプロン部:給湯給水管、台座に固定、保護管の有無、配管曲げ状況、パッキン状況
◆居室
壁:倒れ・曲がり、床:床鳴り、レベル確認、サッシュ:サッシュ廻りシール、窓面格子、開閉状況、下枠のさがり、天井:歪み・孕み
◆共通項目
サッシュ:サッシュ廻りシール、開閉状況
◆バルコニー
AC外機、ACスリーブ、壁:タイル、塗装、開口部周り、幅木防水、物干金物、床:水勾配、防水、排水溝、天井:塗装、笠木:シール、手摺金物
◆床下
施工状況目視確認、木材含水率測定、簡易湿度測定、配管固定状況、クラック等基礎コンクリートの確認、漏水の有無
※点検口から覗ける範囲の調査となります。
◆小屋裏(屋根裏)
簡易温湿度調査、金物・構造材の施工状況、換気口の設置状況、断熱材の設置状況、電気配線の設置状況
※点検口から覗ける範囲の調査となります。
※床のレベル確認、壁の倒れ・曲がりの確認につきましては、家具や荷物等がある場所は計測できません。
※屋根につきましては、梯子をかけないで目視可能な部分のみのチェックとなります。
※建物の使用状況や重点検査希望箇所の状況により、検査できない箇所もございますので予めご了承くださいませ。
※リフォーム・リノベーション後の検査の場合、建具、設備機器、建材等のメーカー、型番、色などは現地で照合することが非常に困難なため、調査項目から除外しております。
とくに色や形状をご自身にてご確認いただきますようお願いいたします。
オプション
◆床下
施工状況目視確認、木材含水率測定、簡易湿度測定、配管固定状況、クラック等基礎コンクリートの確認、漏水の有無
※点検口から床下に入って人が移動できる範囲を調査します。
◆小屋裏(屋根裏)
簡易温湿度調査、金物・構造材の施工状況、換気口の設置状況、断熱材の設置状況、電気配線の設置状況
※点検口から小屋裏に入って人が移動できる範囲を調査します。
◆耐震診断
耐震診断ソフトにより耐震性を解析します。耐力壁の位置・種類が不明な場合には耐震診断を行うことができません。