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不動産購入の基礎知識

買い手市場? 即日完売? どっちなの?

不動産価格の下落、住宅ローン減税やゼロ金利政策などの影響からかあちこちで「マンション買っちゃった」なんて話をよく耳にすることと思います。

  ・首都圏戸建発売2割増
  ・新築マンション供給戸数8万戸台をキープ
  ・月間契約率75% 首都圏マンション販売引き続き好調

このようなマスコミの報道で、いやでも購買心理は刺激されてしまいます。
しかし、現状はどうなのでしょう? あちこちでマンションのモデルルームはあるし、販売始めてから何ヶ月も経つのに「新発表?」って新築マンションのチラシが入ってきます。完成したマンションでやっている「棟内モデルルーム公開中」。もうずいぶん経ってるみたいだけど・・・

はっきり言って不動産は今は買い手市場です。完成在庫も相当ありますし、完成間近の潜在的な在庫もたくさんあります。需要を供給が上回っています。公に発表されている数字は信憑性にかけるものがあります。

総戸数300戸のマンションを第1期として30戸しか売りに出さず、「即日完売」「契約率100%」なんていうのは当たり前。第1期100戸売り出して、本当は30戸そこそこしか売れなかったのに、「100戸即日完売」なんてものを目の当たりにしたら、誰しもその数字を疑いたくなるでしょう? ちなみに第2期10戸「即日完売」ですって・・・

バブル崩壊後、不動産価格の下落と低金利政策により、それまで高くて買えなかった一次取得者層(初めて不動産を購入する)向けマンションとして65u程度のマンションが売れ、その後75u〜85uと徐々に広くなり、100u超の「永住型マンション」などがかなり出てきました。また、都心の地価の下落に伴い、都心回帰現象として安くなった都心のマンションが売れています。その反面、都心より離れた物件・駅から遠い物件・プランニングの悪い物件・価格の割高な物件はずいぶんと売れ残っています。

最近ではさらに0.5次取得者と呼ばれる購入者層向けとして、専有面積を小さくして販売価格を押さえた、60u前後のファミリータイプのマンションや、単身者向けにコンパクトマンションと呼ばれる30〜50u前後のマンションに特化したデベロッパーも出てきましたが、大手の参入で現在では完成在庫もかなりあるようです。

人口の減少問題や、ここまで需要を先食いして、今後の不動産価格はまだまだ上がらないと見るのが普通ではないでしょうか?


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